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FireEmblem 覚醒:少しずつ 後日談 |
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後日談。というか次の日。特に何の展開もありません。なんとなーくな内容です。 昨日戦があったばかりだが、今日は訓練がある。 熱心だなと人事のように思う。 実際人事だった。最近は特にサボりまくっていたのだから…。 いつも通り朝起きて身支度をし食堂へ向かう。 いつもと違うのは、隣で寝ている奴を起こして支度をさせて食堂に連れて行く事。 多分それは、これからの日課になるだろう。 朝食を食べ後片付け等をし、今日は訓練があるので訓練場へ向かう。 「おはよう、早かったわね」 二人を見つけて、ルフレは挨拶をする。 「お、おはよう」 「おはよールフレー」 「おはようございます」 フレデリクも気づき挨拶をする。 「体の方は大丈夫ですか?ガイアさん」 「ああ、もう大丈夫だ。心配かけたな」 それは良かったとフレデリクは微笑んだ。 「それじゃあ、参加という事ね。そうね…、ガイアはあたしと組んでもらおうかな」 「なに?」 思わず身構えてしまった。 てっきり、まだ手合わせしてないからと、またヘンリーと組まされると思っていた。 身構えてしまった理由は、それだけではないが…。 「では、私はヘンリーさんとですね」 「え〜?」 ヘンリーも予想していなかったらしく、いつもの素直な返事は出てこなかった。 「なんで二人とも不満そうにしてるのよ」 ルフレに言われ、ガイアは慌てる。 「いや、別に不満じゃないんだ。て、なんで不満がらなきゃならないんだよ。またヘンリーと組まされると思ってたから、意外だと思っただけだ…」 確かにガイアは不満に思っていない。ヘンリーを起こして連れてくるのも今は面倒ではないのだ。 ヘンリーは少し不満そうにしているが…。 そんな二人を見てルフレは言う。 「意外?でももうダークマージとは手合わせ出来たでしょ、実践で。それに、ヘンリーの戦いぶりも見てたんだから、もう平気よね」 「え…。」 やはり軍師は侮れない。見てたのを見てたのか…コイツは…。 というか、実践でって一方的に攻撃されただけだが…。 「さ、行きましょ。訓練の時間が無くなっちゃうわよ」 「あ、ああ…」 出来ればルフレと二人きりにはなりたくない。 何も言われない事を祈りつつ、ルフレの後をついて行った。 ルフレとガイアが離れて行くのを見て、フレデリクは練習用の武器を取り出した。 「それでは、私たちも訓練を始めますか…て、ヘンリーさん?何処へ行かれるんですか」 「ん〜。フレデリクとの訓練は大変そうだから、帰ろうかな〜て」 ヘンリーは言いながら、ずんずん野営地の方へ歩いて行く。 「え?ちょ、ちょっと待ってください!」 慌ててフレデリクはヘンリーの元へ駆け寄った。 「帰るのは駄目ですよ。折角来たのですから、ちゃんと訓練しましょう」 「え〜、疲れちゃうよ〜。フレデリクも僕と訓練したって、強くなれないと思うよ〜?」 「強くなれますよ。しっかり訓練すれば必ず自分自身のためになります。さあ、訓練しますよ!」 「はあ〜。フレデリクは熱心だね〜」 溜め息をつき、しょうがないなと魔道書を構えた。 こうして平和?な午前は過ぎてゆくのであった…。 ーーーーー おしまい。 特に何もない後日談です。 補足ですが、ルフレは別に見てたのを見てた訳ではなく、あの状況で討たれた理由を推測して言ってるまでです。 軍師たる者、味方の位置を把握し何処からどの程度の視野があるか等、熟知しているに違いない(多分) あとフレデリクとヘンリーはきっと支援会話Bあたりな感じ。 UP |