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FireEmblem 覚醒:お菓子な二人 後編
絵と文とか

FireEmblem覚醒

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※ここから18禁です。



熟睡される前にと、手際良く自分の衣服を取っ払い、ヘンリーを起こす。
「おい、起きろ」
「あはは、寝てないよ〜。ガイアをずっと見てたよ〜」
「そ、そこは見てなくていいから…」
見るのは良いが、見られるのは恥ずかしい。
すぐヘンリーの上に覆いかぶさり、自分の顔に視線を向けさせる。
「もう一度訊くが本当に良いんだな?寝かせないぞ?」
「うん、大丈夫〜。後でぐっすり一緒に寝よう〜」
「…そうだな」
ヘンリーらしいなと少し含み笑いをし、そのまま見つめ合って唇を重ねる。
耳や首筋、胸に愛撫を与えつつ脚の付け根に手を移動させ、そこから膝裏に滑らせる。
そして膝裏に当てた手をヘンリーの胸に近づけて脚を開かせた。
「苦しくないか?」
「ん…、平気…」
下半身の全てが全開となる姿勢に少し恥ずかしさを感じ、小さな声で答える。
その言葉に安心し、ヘンリーの手を片方ずつ取って、自分の手があった位置に移動させ、ヘンリー自身の脚を支えさせる。
「そのまま離すなよ」
「う…ん」
局部を見てくださいと言わんばかりの体勢を取らされて、恥ずかしさは倍以上に膨れ上がる。
だが何をされるのか少し興味もあり、期待してしまっている自分も存在し、恥ずかしいと思いながらも嫌とは言えなかった。
両手が自由になったガイアは、早速ヘンリーの後ろの秘部を左手で広げ、もう片方の手で触れる。
そして、熱のこもった息をあてながら、指で執拗にいじり回す。
「ん…、はっ…」
熱を帯びてきた下半身は、指の動きを敏感に感じ取り、少し声が漏れた。

「あ、ひっ…」
さっきまでと違う感触が秘部にあたり、思わず変な声が出てしまう。
冷たいそれは堅くて無機質な感じがし、ガイアのモノではない事はすぐに分かった。
「な、に…?」
「訊くまでもないだろ」
ぶっきらぼうに答えて、押しあてた物を温めたそこに入れていく。
「あ、やっ!」
すぐ何を入れられたか理解しヘンリーは拒絶する。
いま寝台の上にある物で、丁度いい大きさの物といえば、さっきの菓子だろう。
持て余していた菓子の大きさは、小指くらいの長さで太さは指三本分くらいだ。
いつも入れられている指の数とそう変わりはないが…。
「は、あぁ…あっ」
なのにいつもより感じてしまうのは、指ではない異物を入れられているという恥ずかしさのせいか?
「豆だな」
「ま、め?」
「いや、何でもない」
そう言葉を切って、さらに押し進める。
「あっ」
菓子に豆が入っていて歪な形をしているため、挿入時の邪魔となり予想外の刺激をあたえる。
それが何度も開口部や内側の粘膜にあたって感じてしまい、身体がひくついてしまう。
一個を全て飲み込ませ、その上から指を押し入れて、溶け始めたチョコレートと豆を指で掻き回す。
「や、あぁっ!」
ねっとりとしたチョコレートの感触は良くわからなかったが、豆と指がそれに絡まり、中で激しく動かすと内部の至る所にあたって絶え間なく刺激し続けた。
完全にチョコレートが溶けてから指を抜き、二個目の菓子をあてる。
最初に入れたときより、さらに熱を帯びたそこは菓子を溶かし、一個目より簡単に飲み込んでいく。
全て押し入れ、また同じように指で中を掻き回す。倍になった豆でさらに刺激が強くなり、一個目とは違う痛みを感じた。
「いっ、ああ、あ…!」
指を少し動かすだけで豆が流動的に移動し別の豆にあたり動き続け、徐々に痛みのあった刺激は快感に変わっていく。
ヘンリーの一番感じる場所は分かっていたが、ガイアが自らの指で攻める前に豆が押し当ててしまい、さらに意図しない刺激を与えた。
「あっ!…っっ!!」
全身を予想外の刺激が襲い、敏感になっている身体を何かが突き抜けていく。
「っっ!」
後ろの行為だけでいきそうになったが、恥ずかしくて声を出すのにも抵抗を感じ、どうにか落ち着くまでと身体に言聞かせ必死に耐える。
ずっとヘンリーの下半身に集中していたガイアは顔を上げ、指を抜き優しく声をかけた。
「ヘンリー」
「…」
何も言わず我慢し続けるヘンリーに、「泣くなよ」と一声かけて目尻に唇を寄せる。
「…あ」
噛み締めていた唇を緩めたヘンリーの口をキスで封じ、ガイアは自分の両手をヘンリーの手に添え、脚を支えていた手をゆっくり動かし解放した。
ガイアの手はそのままヘンリーの中心に触れ優しく握り、既に濡れてしまっている先端を軽く指で摩擦を与える。
「あっ!」
少しだけ落ち着いてきた下半身はまたすぐ強張り、一気に快楽が押し寄せてきて我慢していた声が漏れる。
「っ、あぁ…っ!」
今度は握った手を上下に動かし、ぐっと下から上へ刺激すると欲望と共に一緒に外へ放った。


そのまま気怠さに身を任せていると、ガイアの手が脚の付け根に移動する。
素肌の上を滑るように移動する指に、まだ余韻の残る身体が反応して、無意識に声が出てしまう。
「う、ん…」
ガイアの移動した指は、躊躇いもなく菓子だらけになったそこへ挿入される。
内部に残っている豆を掻き分けて入ってくる指に、最初に感じた痛さはもうなく快楽だけがすぐ押し寄せてきた。
「あ、はんっ…やだ。ガイ、…あ」
感じながらも弱々しくガイアの手を掴み、ヘンリーは「やだ」と拒否の言葉を口にする。
「いやか?」
通じなかった訳じゃないと思うが、聞き返すガイアに頷いて言葉を続けた。
「もう菓子も指もいらないから…、ガイアの…」
「俺の何だ?」
「…」
次の言葉をヘンリーは言わないが、言いたい事は分かる。
じっと切なそうに見つめてくる視線に、意地悪をする気にはなれなかった。
「冗談だ。言わなくて良いからな」
そう声をかけると、ヘンリーは少し恥ずかしそうに微笑む。その笑顔が可愛く愛おしい。
「ヘンリー」
優しく名前を呼び口づけをするとヘンリーの腕はガイアの首へ回され、そのまま唇を離す事なく舌を絡め吸い卑猥な音を立てる…。
「はっ…」
唇を少し離すと名残惜しそうな吐息が漏れ、ガイアは少し上体を起こし下半身を押し進めた。
「あ…、っん…」
すぐヘンリーの身体は反応し、ゆっくりガイアを受け入れていく。
「あっ、く…」
中に異物が入ってる分狭く圧迫感があり、いつもと違う感覚に苦痛な声が漏れる。
「大丈夫か?ヘンリー…」
「イタイ…」
「だよな」
「…ヘ、イキ」
「そ、そうか…?」
片言であまり大丈夫そうには思えないが、本人が平気だというなら、こちらも覚悟を決めるしかないだろう。
できるだけゆっくりと、少しずつ動かし慣らしながら奥へと進めていく。
「う、はっ…ん、あぁ…」
少し苦痛まじりだった声は、次第に艶っぽくなり色気を増し、強張っていた身体も相手の動きに合わせて快楽を求め始めた。
そして動きに合わせて声も次第に大きくなり、菓子ではない人の部位をぐっと奥まで飲み込む。
「あっ!あぁっ…!!」
挿入時に感じた圧迫感も菓子の異物感も全て快楽に呑まれていき、徐々に激しさを増し何度も突き上げる。
一気に最奥まで突き上げられると、頭の中は真っ白になり快感だけが突き抜けていく。
もう一度全体中をかけて突き、より一層の圧迫感を中に感じた瞬間、熱いモノが勢いよく体内を流れていった。
「ああぁっっっ…!!」
その感覚に耐えられなくて、自らも二度目の欲望を放つ。

そのまま抱き合って少しの間、余韻を楽しんだ。
寝てしまいたかったが、与えられる愛撫が心地よく、もっと欲しくなってしまい四肢を絡めて相手を求めた…。


優しく繰り返される愛撫に満足し、我慢していた眠気が押し寄せてくる。
だが、まだ全身には火照りと気怠さがあり、肛門の奥には異物感が残る。そこは少し痙攣している気がして、身体が休まらず落ち着かない。
それを知ってか知らずか、そろそろ寝るつもりらしいガイアの動きは鈍くなり、ヘンリーを抱き寄せてゆっくり頭髪に顔を埋めた。
「寝ちゃうの?」
「ん?ああ、まだするか?」
ガイアは頭を上げ、ヘンリーの顔を覗き込んで訊く。
「ガイアがしたいなら良いけど〜…」
「いや…、俺はお前がしたいならで。そうじゃないなら寝るつもりだが」
したいならと言いつつ、する気はない。お互い分かっていながらも、相手任せの言葉を返す。
寝たいのもお互い様だろうが、ヘンリーは困った顔でガイアを見つめた。
「えーとね、中に入ってるもの出したい…」
「ああ…、忘れてた」
「えー、入れといて酷いよ〜?気持ち悪いよ〜?」
言葉にトゲは無いが、表情はかなり厳しい。いつも微笑んでいる顔とは天と地の差だ。眉間にシワも寄っている。
「す、すまない。謝るから、そんな顔しないで笑ってくれ。ほら、シワが取れなくなるぞ?」
その眉間を指で擦りながら、ガイアはヘンリーの機嫌を伺った。
「笑うの無理」
ヘンリーの表情は厳しいままで、このまま呪いでも使いそうな、そんな雰囲気すらあった。
「本当にすまない…」
再度謝り怠い身体を起こして、ヘンリーに四つん這いになるよにと声をかける。
「ちゃんとしてやるから…」
「このままで?シーツ汚しちゃわない?」
言われるまま四つん這いになるが、シーツを見つめて訊く。
行為の後なのだから奇麗とは言い難いが、この上に菓子が付き豆が散乱するのは、ちょっと抵抗を感じる。
「それもそうだな…」
「水浴びしない?」
「ん〜」
水浴びが一番なのは分かっているが、わざわざ服を着て用意しに天幕を出るのが面倒くさい。
まだ軍全体が寝静まっている時間帯ともいい難く、誰かに出くわすのも厄介だ。
「食べちまうか…」
「ええ?汚いよ〜?」
「そうか?お前のなら平気だぞ。既に口も付けてるし問題ない。あとは菓子だからな」
そう言ってヘンリーの尻に手をかけ、菓子の入っているそこを覗く。
「そうかな〜?ガイア、中に出したよね?」
「あ…、ああ…そうだ。自分のか…」
ちょっと口をつけようとしたが、言われて顔を上げた。
「別にガイアの汚くないよ〜?」
「…そういう意味じゃないのは分かってるだろ」
そういう行為もアリなのかもしれないが、自分のとなると流石に抵抗を感じる…。
好きな奴もいるかもしれないが、そんな趣味はない。
「じゃあ、恥ずかしいけど、食べて良いよ〜?」
「お前…、意地悪してるだろ…?」
「ん〜?してないよ〜?恥ずかしいけど、どうぞ〜?」
「絶対、おもしろがってるよな…」
「聞こえないな〜?」
早く取り除いて欲しいんじゃなかったのか?とツッコミを入れてやりたかったが、それ以上にガイアの躊躇っている姿が面白いのだろう。
厳しかった表情は、いつの間にか笑顔に変わり、少し恥じらってはいるが楽しそうだ。
機嫌を直してくれたのは嬉しいが、どうしたものかとガイアは困ってしまう。
「…」
「ガイアのは甘いよ?」
「黙ってろよ…」
覚悟を決めるべきか、それとも面倒だが水浴びの準備か…。
ヘンリーは何を期待しているのか、ニコニコと笑いかけてくる。

「ガイア〜、恥ずかしいから早く〜」
「ああ、わかった。わかったよ…」
観念したように言い、先ほど躊躇った場所へキスをする。
「あっ…」

「お言葉に甘えて食べてやるよ。お前も一緒にな?」

「え〜?食べ過ぎだよ〜?」



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おわり。

お題までが長いです。ダラダラですみません;
そして、最後のガイアのセリフは何なんだ?(ヘンリーもだが)と…、ちょっと悪ふざけが過ぎた…かも、しれません。
そのあとの情事は書きませんでしたが、ご想像で…。

ブツはナッツ入りホワイトチョコレートです。
ミルクチョコレートはちょっと見た目がというか色がですね…、よろしくないですよね?

菓子だから可愛く!…〜なんて。無理でしょか?;

ガイアが変態に見えたらスミマセン。
ちょっと興味本位で入れてみた。きっとそんな感じです。
「ガイアのは甘いよ?」とかヘンリーがのたまってますが…
糖尿病だから甘いとかって事はないそうですヨ?
誰もガイアが糖尿病だとは言ってませんけど。言ってませんよ?ええ。

もうナニの言い訳はしませんが、今まで散々してますし!
少しでも楽しんで?頂けたらなーと思います。
希望に添えているかどうか不安ではありますが…。ドキドキでございます。

リブロー有り難うございました!

誤字脱字は…(以下略



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